ジョン・フルシアンテを通してモチベーションを考える。
こんにちは。日付は飛び飛びでブログを書いております。
今日はモチベーションについて書きたいと思います。
というのも・・
仕事に対してモチベーションが上がっていないと日々感じているから!
それではいかんなぁと思いつつ、本屋さんで見つけたのが
『モチベーション`3.0』
という本。
著者のダニエル・ピンクという人はあのTEDで講義もしたことがあるそうです。
そして翻訳したのはあの大前研一!ビッグネームです。
この本を要約すると・・
モチベーション1.0 食欲 睡眠欲 性欲などの、生きていくため、繁栄するために必要な事を得るためのモチベーション。
狩りをしたり寝たりセックスしたりですね。
モチベーション2.0
報酬を得たい、または罰を受けたくない為に発生するモチベーション。
本書では、創造性を用いない仕事(ルーティンワーク等)には有効だが、思考によって辿り着くべき仕事には不適格だとしている。(実験結果より)
モチベーション3.0
学びたい。創造したい。社会への貢献をしたいという内から湧き出る欲求。
今の自分はどのモチベーションで仕事しているんだろう。
アァ。。2.0だな。稼ぐために働いているからね。
そこでふと思った。その人生は死ぬ前に幸せだと感じることができるだろうかと。
今僕は実家から500キロ離れた場所で一人暮らし。周りの知り合いは会社の人くらい。
休みの日は主に一人だ。趣味のバイクを乗り回したり、本読むか、音楽を聴くか。
要するにこのままで死んだら人生後悔だらけですねと。
そこで思った。起業したらどうかと。
世の中を良くしたいという願望のもと自らが主体的に動くんだ!
そこにはモチベーション3.0を振りかざす自分がいる!
でもね。。
起業には大抵失敗がつきもの。
失敗して窮地に立ってもくじけない忍耐。窮地に立っても最善の手を探し続けてそれを行動に移すひらめきと行動力。今の状況では発揮できないね。
そう思った時に辿り着いた今できることが情報をそぎ落とすことだと感じた。
無駄な情報は時間、場所、金、脳のキャパを浪費する。それはブレる心を作りだしてしまうと思ったんだ。
ここでようやくタイトルに戻る。情報を削ぎ落とした結果、溢れんばかりのモチベーションを生み出した男がジョン・フルシアンテだ。彼は全盛期のRHCP(レッドホットチリペッパーズのギタリスト。そして現代の3代ギタリストの一人である。
彼は2004年、6枚連続でCDアルバムをリリースしている。レッチリのギタリストとして世界を回っているのにだ。ジョンの抜けた今のレッチリは5年近く新しいアルバムが出ていないのにだ。(絶賛製作中みたい!)そしてその6枚がどれもコンセプトが違う! 恐ろしいモチベーションだ!
でも彼は1992年、前触れもなくレッチリを脱退して、1998年に復帰するまで薬物中毒で苦しみ続けたらしい。(ちょっとタイムリー)そして彼は復帰前より強固な音楽のモチベーションを得た。
復帰後、レッチリのボーカリストのアンソニーはジョンについて、新聞もテレビも見ていないと発言している。
ここからは推測なのだが、薬物という強力な誘惑を絶つために、彼は不必要な情報を削ぎ落として自己で葛藤し続けたのではないのか。そこで彼は自分のしたいこと、するべきことを見つけ、薬物を断つ過程で得た忍耐も手伝って、邁進し続けたのではないか。
最後にジョンの言葉を載せます。
『社会の溢れる情報からは何も生まれない、音楽やアートが自分の人生を豊かにしてくれる。』
自分もジョンにとっての音楽のような情熱や好奇心を注げるものを見つけたい。
05 - John Frusciante - Second Walk (Shadows Collide With People)
03年のジョンのアルバム内の1曲。歌詞もメロディも前向きです!
(かつて薬の為にアルバムを売った人とは思えない。。)