常識は疑え

公の面前で大げさに吐露することにしました。

半沢直樹を見た人は現実では自分も悪を成敗しようとするのか

どうも。ご無沙汰しています。

www.tbs.co.jp

3年前に流行したこのドラマ。


やられたらやり返す、倍返しだ

http://blog-imgs-57.fc2.com/g/e/i/geitsuboo/20130909123745.jpg

堺雅人さんの『倍返しだ!』は流行語にもなりましたよね!

当時見ていた人はこのドラマを見てスッキリして会社に行ったのではないでしょうか。

しかし私は思ったのです。それは

スッキリしたことによってストレス耐性が増す。その結果、現実にはびこる理不尽な上司や悪に怒らなくなるのではないかと。

昔から言われていましたよね。ハリウッド映画はソビエトを敵に見立てて制作されていて、政府への不満をそらす要素があったとか。

その一方で一定数ドラマや映画に憧れて海上保安庁に入ったとか、刑事になったとか。という人。

正義がスッキリさせてくれるドラマは若者の職業選択には大きな効果があるのかもしれませんが、現実にスレてしまった大人には清涼飲料水みたいな効果しかないのではないかと。

私は思います。主人公が勇敢に悪に立ち向かったけども、最終的に主人公は破れてしまい悪がハッピーエンドで終わる映画やドラマが出来たら、視聴者は怒りを抱えたまま、次の日仕事をして、昨日見たドラマと同じような理不尽な悪が出てきたら、

『貴様ぁ!昨日の主人公の仇ダァ〜!』

って行って昨日の主人公が出来なかった正義を守る行為を自分が代わりにするんじゃないかと。

 

正義が勝つドラマと悪が勝つドラマで、人々の行動はどのように変わるのか。

検証して見たら面白いと思います。