常識は疑え

公の面前で大げさに吐露することにしました。

民放局はニュース番組をやめてみたら?

今回、川崎で19人を刃物で殺傷した事件が発生し、再び報道の在り方が世間では話題となっています。

私は、今の収益構造を考えると、マスコミは事件を文字通り食い物にして生きていくのだろうと考えました。(特に民放)

というのも、彼らは事件報道を放映し、それを多くの視聴者に見てもらい、得られた視聴率を元にスポンサーから報酬を得るからです。

簡単に言えば、センセーショナルな事件報道がスポンサー収入に結びついてしまっている事が問題なのです。

例えば、視聴者のことを考えても、彼ら視聴者は噂好きで、口では綺麗事を言っても、被害者の不必要な情報をマスコミが放映すれば、それを視聴してしまいます。今回みたいなセンセーショナルな事件であれば、各局ともにそれを放映するわけですから、他の局が取材していない事を取材しようとして、関係がない情報を電波に乗っけてしまうのです。

ニュース番組に収益構造が絡みつくことによって、ニュース番組の質が低下していると思うのです。

その点、NHKはニュース番組が収益構造とは離れた場所にいるため、公正かつ正確な報道ができます。

最近、私の彼女が朝見ている民放の朝のニュース番組を一緒に見ていて感じたのですが、大麻を使用した元アイドルの送検映像を生中継で放映していたり(チャンネルを変えたら他の局も一斉に放映していた。。まぁ今に始まったことはありませんが)映像映えするものスクープの生中継火災映像など、その情報は本当に必要なのか?というニュースがあちこちに存在していました。

自分が不必要な情報が他者も同様に必要でないと言い切りたくはありませんが、テレビを見ていてためになった気持ちはあまりありませんでした。

全ての民放番組はダメだというわけでもありません。民放バラエティ番組の中には本当に面白いものがありますし(ただバラエティの質低下に言及する人も最近は多い。)

元々は新聞社がテレビ局を作っているわけで、そういった意味で彼らは事件報道のプロであると言えます。

 そして、収益構造に加え、ニュース番組の類似化や、現場で発生するマスコミ各社の競争も問題に拍車をかけていると言えます。

狭いところで競争しているというのが、報道というものを悪くしているのではないでしょうか?

いっそNHKに報道はお任せしてしまった方が、受信料を払う人は増えるし、国民のお金を使っているので、監視の目も働いて良いのではないかと思うのですが。

飛躍しすぎかなぁ〜?