DANI CALIFORNIAのソロ
こんにちは。師走になりまして冷え込みが強くなりましたね。
自分なんて痩せ型なものですから、寒くてしょうがありません。季節で言えば冬が一番嫌いです。服装もかさばりますしねぇ。
さて、今日のテーマは
Red Hot Chili Peppers - Dani California (Lyrics)
この曲です。私は最後のソロ(3min48sからスタート)が好きでたまりません。
何百回と聞いても飽きないのです。
なんでなんだろうかと。テクニックですごい曲なんて他にもザラにありますし、ましてやこのソロには下敷きになった曲がありまして。それがこちら
The Jimi Hendrix Experience - Purple Haze (Music Video)
同ジミ、ジミヘンのPURPLE HAZEです。
こっちの方がシンプルなんですよ。Dani californiaのソロはそこから大きく味付けをされてしまっている!
そう。足せば良くなるってわけでもないんですよね。
でもこのソロは音が足されているけどかっこいい!
なんでこんなに好きなんでしょうか。
理由①
曲の本体とあまり関係ない
このソロで雰囲気がガラリと変わって行きます。リズムは変わらないけどもこの変化にリスナーは飲まれてしまいます。マンネリとは無縁です。
理由②
どことなくポジティブ
Dani californiaはポップな曲ですが、どことなく歌詞は暗い。でもこのソロはポジティブな曲調を全体にまとっています。でもやらしいポジティブ感ではないのです。
フルシアンテは一体どんな心情をこのソロにぶつけたのでしょうか。
理由③
効果的な低音
このソロは何度か低音まで戻ってきながら弾いています。このソロは歪んだチューニングですので、音を下げてくることによってクラシカルでブルースな雰囲気を纏うことができると考えます。低音に戻ってきたときのタメ感。これがカッコいい。
理由④
うっすら滲み出るベースとドラムの存在感
フルシアンテほどの人がギターで全面に主張してもフリーのベースやチャドのドラムはリスナーに主張してくれます。この3つの音の生み出す化学反応ですかね。
理由をいくつか挙げてはみましたが、一番大きな所は説明しにくい感情の刺激とかそんなものなのではないかなぁとも思います。