私なりの自由と秩序論
最近は本当にびっくりするような事件が起きます。
電車の中で女性の髪を切って大学生が逮捕されたらしいです。。動機は
『売ろうと思った。』
そうか〜。それならしょうがない・・・
ってなるかぁぁー!
この大学生は、女性が決定権を持つヘアスタイルの無断改ざんと女性が所有権を持つ髪の毛を窃盗したわけです。情報が多く出回るようになったから変な事件を以前に比べて多く聞くようになったのか、実際本当に変な事件が増えているのかはわかりませんが、今回は我々を取り巻く自由と秩序について述べていきたいと思います。
まず、地球上に人間が一人しか存在しなかった場合(動物さえもいない)あなたは何をやっても良いわけです。不法侵入、資源の刈り取りなどなど。罪という概念すら存在しないのかもしれません。
しかし、それが2人になると、それまでの自由は恐らく1/2となります。他者が存在してくると何かしらの我慢しないといけないことが生じてきます。もしそれが男と女であれば、共存という道を選んでいくかもしれません。男同士でも、メリットを感じて共存という道を選択するかもしれません。
一方、こいつとは理解し合えんと判断すれば、領地を半分に分けてお互い干渉しないようにするでしょう。地球は2人で暮らすには広すぎますから、ほぼほぼ好きなように暮らすことができるわけです。
一方、現代に目を移していくと、例えば東京なんかですね。狭い地域に人々が密集して暮らすようになると、皆が自由を享受することなんかできません。
自由とは、一方が底なしに拡大していくともう一方は我慢せざるをえなくなってきます。現代風に言えば人権を侵害しているわけです。ですから憲法や法律が出来、睨みを利かせているのです。
今回のような事件では、男が女性の持つべき自由の中に不当に侵入したわけですね。
一方、法律や憲法に縛られている現代でも、相手の自由を侵す方法があります。それは交渉です。恐らく就活なんかで企業がコミュニケーション能力が重要なんて言っているのはここなんではないかと思います。
今回の事件で言えば、男が行動に移す前に
『君の髪の毛は美しい。g/300円で買い取りたい』と言えば応じてもらえるかもしれないし、気持悪がられるだけかもしれません。
まとめると、理解を得ずに相手の自由や権利に侵入すると揉めます。
いかに上手く相手の理解を取り付けられるか。もうここが世渡り上手になるかならないかの分かれ目だと思います。
まぁかくいう私はコミュニケーション苦手なんですがね。