SLを撮りに〜南房総SL撮影記
友人のおいたそ氏から、1月15日(日)内房線と外房線でSLが走るよ!とお誘いを受けたので、是非!と行くことにしました。
SLなんて中々見に行けないですからね!
いざ当日。丁度大寒波が到来していたので寒かったです。それでも房総半島は全国で言えば相当マシな方だった。
今日の機材は、NIKON D4+TAMRON 70-200mm F2.8 のコンビ。
レンズは、本当ならNIKONの70-200が欲しかったですが、やっぱり高い。
そこで、前に一度お試しで使ったことがあり、安くてボケ味も良いTAMRONを選択したのです。
家から車で1時間ほど走り、最初の撮影スポットである九重-千倉の間へ。
今回の運行は、内房線館山駅から、外房線勝浦駅まで。通常は冬でも暖かい南房総地帯ですが、いやいや。。この日は雪が積もっていましたよ。この当たりは南房総でも内陸のあたりだったので、より寒かった。
そして、撮影場所には警備員さんが!200人体制で警備とのこと。いやはや。本当にご苦労様です。
この場所で撮影した写真がこぉちら!(ダウンタウン浜田風)
うーん。イマイチですね。左側切れているし。しかもSLじゃないし!
そう。午前中の走行は電気機関車が引っ張っているのです。本番はお昼からなのです。
下には雪が積もっていたのですが、上の木には雪が積もっていなく、白と鉄道のコントラストになり切れていないですね。
気を取り直して次の撮影スポットへ。
次は江見〜太海間にて撮影。
本当ならば海を入れる形で撮影したかったのですが、その地点には数十人の人が既にセットしていたので、ちょっと離れてみて撮影。コォチラッ!
踏切を入れて、ローアングルで撮影。右の景色の存在感をもう少し消せば良かったなぁと後になってみると思います。
さぁ、そして午後からやってくるSLに備えるために昼からの撮影スポットである国道128号線の高架橋へ。確認のあと、お昼を食べて、SLを迎え撃つ最初の撮影スポットへ。安房小湊付近だったと記憶しているのですが。
ここのスポットはかなりの隠れスポットでした。写真はコォチラァ!
ようやくSLが姿を現しました。空気抵抗は受けやすいですし、前面に運転士さんが乗っていなかったり煙出したりネガティブ要素はありますが、でもやっぱりかっこいい!この塊感、黒光り感、メカメカしさ。たまりません。
感動の余韻を引きずりながら、午前中に確認をしたスポットへ。ここでは海とSLが一緒に写せるのです。だからやっぱりたくさんの人が。そして橋とSLの間にも色々と障害物が存在しています。そんな制約の中撮った1枚がコォチラァァ!
飛び道具lightroomを使いました。SL周辺の緑を抜くことで、ノスタルジック感と海と客車の青を強調してみました。ここでは良い具合に煙を吐いてくれています。
そして最後、時間に間に合うのか微妙な中、最初にいたスポットへ戻ります。時間はギリギリ、そして朝とは打って変わって多くの人が存在していました。ロケーションもほどほどに、やってきたSLを素直に撮った写真がコォチラァァァ!
通り過ぎる車を避けることができなかったのですが、ダイナミック感としては良かったかなぁと思います。この画角のまま、もう1コマ待機して入ればより良かったかもしれません。
今回SLを撮っていて感じたことは、SLは車両の上をどんよりとした雲(煙)が覆うんですね。そこで車両の黒と煙の白で良いコントラストが生まれる。
今回、また新しい被写体と出会うことができて良かったです。
SL自体は今週末も走っているそうなので、興味のある方はぜひ!(今週末の方が混んでいるようですが。。)