NIKON D4を2ヶ月使ってみての感想~
さて、2ヶ月ちょっとこのカメラと付き合ってみての感想を書きたいと思います!
まずは作品から。駄作ながら見ていただければ幸いです。
D7000と比較しながら述べて行きますね。
①重い。
まぁ我慢しろって話ですねw 首からぶら下げていると首が痛くなってきます。でもその分ホールド感は手にっすい付いてくるような感じでしっくりきます。
②高感度に強い
センサーが大きいから当然っちゃ当然かもしれませんが、ノイズが目立ちにくいと思います。ISO3200くらいなら、PC画面で見ても目立たないなぁーって思います。
③微妙な色の変化を再現してくれる。
D4を購入して1番満足しているのはこの部分です。
特に夕暮れの空。青みがかった黒を表現してくれるのには驚きました。
夕方から夜の撮影をより楽しめるようになりました。
画素数は1600万画素と最近のカメラと比較すると低めですが、自分は全く気になっておりません。
これから冬になって益々空気が澄んでくるので、また写真を撮っていくのが楽しみです。
ただ、今使用しているレンズが24-85mmの標準レンズのため、通しF2.8のレンズが欲しくなってきますね。NIKON純正だと財布が厳しいからTAMRONかなぁー?
限定合理性を排せ
まず、限定合理性とはなんぞやというところから
限定合理性(げんていごうりせい、英語: bounded rationality)とは、合理的であろうと意図するけれども、認識能力の限界によって、限られた合理性しか経済主体が持ち得ないことを表す。(wikipediaより)
人間はあらゆる選択肢に何かしらの答えを出して、日々を生きています。
例えば、晩御飯の献立、趣味、職業etc...
しかし、我々が下していく答えというのは、場所の影響を受けたり、周囲の人間の影響を受けたり、テレビの情報に流されたりと、純粋に合理的な所はどこか。という答えを確信して選択しているわけではありません。
そんな限定合理性は、今よりかは昔の方が幅を利かせていました。
例えば、太平洋戦争時の大本営の情報統制。
日本国民は限定的な情報しか知り得ないわけですから、連戦連敗でも日本は強いと信じてしまうことはしょうがなかったわけです。
アドルフ・ヒトラーのホロコースト政策も、ユダヤ人は悪で、アーリア人は正義という考えも、何も化学的な根拠がありませんでした。ヒトラーの正しそうに聞こえる演説に引っ張られたドイツは泥沼の戦争を引き起こします。
あとは、お年寄りへの押し売りなんかも限定合理性を活用した例と言えます。
今半額だから、今買わないと損しますよ!とか絶対後で価値が上がりますよ!なんて親切かつ最もらしく嘘の情報を並べることで信じこませようとします。
発信する側にとっては、限定合理性は都合が良いものなんですね。
しかし、時は2016年末、世の中にはインターネットが台頭し、今後はあらゆるモノ、コトにインターネットは入り込もうとしています。 情報があらゆる人やモノを補完して、より合理的な社会を目指しているわけです。近年ブラック企業が遮断されるのも、情報が拡散されることによって、社会全体の正しいことは○○である。という全体知が出来上がって、そこと比較されるようになったからです。
一方で、未だに限定合理性から抜け出せていないことがあります。
それはショッピングです。アマゾンなんて5000万点以上の商品を取り扱っていますが、我々が購入するものは、もともと欲しかったものか、トップ画面の特集欄に掲載されていたオススメのものか、気が向けばちらっと表示されるオススメ商品くらい。
広いようで、極めて狭い範囲でしか買うものを選択できていないのです。
街中でのショッピングもそうです。おおまかな欲しいものは決まっているけれど、そのディテールは売っているものでしか判断できません。
例として、デザインをイメージして、カバンを買いに行きました。すると、3000円でそのデザインのカバンが置いてありました。安い!と思わず購入してしまいました。しかし、実は本革だと思っていたのが、人工皮革だった。。。(実話)
なんてことが起こり得ます。(多分)
限定合理性を排除するために、私はもっとレコメンドが推進されるべきと思うのです。例えば、洋服屋ではレジを自動化して、そこですぐ人件費を浮かすのではなく、お客さんへのコーディネートを積極的に提案するとか。
(GUのセルフレジ)
インターネットショッピングでも電話サポートor WEBサポートを作って、お客の欲しいものを聞き出して、それに見合う検索ワードを提供するなどのサービスが考えられます。
そんなレコメンドを上手く活用しているのが、テレビ通販で同じみのジャパネットたかたであると思います。
商品の特徴、日常での使い方を徹底的に掘り下げることにより、客はその商品を購入して使っている姿を容易にイメージすることができます。最も欲しかった商品が別にあったとしても、ジャパネットで紹介した商品に容易に置き換えが可能になります。
こんな商品でもみんな満足して使ってた!(はず)
決して選択肢が増えたわけではありませんが、日常で使っているシーンを容易に再現できることで、購入しやすくなり、購入後も、イメージとの差異が極めて少なくなります。
限定合理性を上手く逆手にとって活用していると思います。
各企業は、イメージに頼ったCMだけでなく、ジャパネットを見習ってネット通販サイトに載せるための商品レコメンド動画を作成するべきだと思います。
僕が価格.comの社長だったら絶対やりますねw
DANI CALIFORNIAのソロ
こんにちは。師走になりまして冷え込みが強くなりましたね。
自分なんて痩せ型なものですから、寒くてしょうがありません。季節で言えば冬が一番嫌いです。服装もかさばりますしねぇ。
さて、今日のテーマは
Red Hot Chili Peppers - Dani California (Lyrics)
この曲です。私は最後のソロ(3min48sからスタート)が好きでたまりません。
何百回と聞いても飽きないのです。
なんでなんだろうかと。テクニックですごい曲なんて他にもザラにありますし、ましてやこのソロには下敷きになった曲がありまして。それがこちら
The Jimi Hendrix Experience - Purple Haze (Music Video)
同ジミ、ジミヘンのPURPLE HAZEです。
こっちの方がシンプルなんですよ。Dani californiaのソロはそこから大きく味付けをされてしまっている!
そう。足せば良くなるってわけでもないんですよね。
でもこのソロは音が足されているけどかっこいい!
なんでこんなに好きなんでしょうか。
理由①
曲の本体とあまり関係ない
このソロで雰囲気がガラリと変わって行きます。リズムは変わらないけどもこの変化にリスナーは飲まれてしまいます。マンネリとは無縁です。
理由②
どことなくポジティブ
Dani californiaはポップな曲ですが、どことなく歌詞は暗い。でもこのソロはポジティブな曲調を全体にまとっています。でもやらしいポジティブ感ではないのです。
フルシアンテは一体どんな心情をこのソロにぶつけたのでしょうか。
理由③
効果的な低音
このソロは何度か低音まで戻ってきながら弾いています。このソロは歪んだチューニングですので、音を下げてくることによってクラシカルでブルースな雰囲気を纏うことができると考えます。低音に戻ってきたときのタメ感。これがカッコいい。
理由④
うっすら滲み出るベースとドラムの存在感
フルシアンテほどの人がギターで全面に主張してもフリーのベースやチャドのドラムはリスナーに主張してくれます。この3つの音の生み出す化学反応ですかね。
理由をいくつか挙げてはみましたが、一番大きな所は説明しにくい感情の刺激とかそんなものなのではないかなぁとも思います。
27歳のアラサーが『君の名は』を見ても面白かった話
今更ながら『君の名は』見て参りました!この時期でレイトショーだったんですけどお客さんはそこそこ入っていました。本当に人気なんですねー!
さて、今更ストーリーを語るのもなんなので、ヒットした要因を自分なりに考えて見ましたよ!
①神木くんの演技
この男、ただの彼女とペアルック小僧ではなかったですよ!(失礼)
有名なアニメ監督で、声優をやったことのない俳優さんを起用する方がいますが、俳優神木くんの声優演技は光るものがありました。特に三葉と入れ変わった時の瀧の演技は、作画と相まって、違和感なく非日常的な状態に引き込まれましたよ。
②中盤の転調
普通に新幹線に乗ったら二人は会うことができるだろうと思って見ていたら、見事に裏切られましたね!時空がズレているのか!三葉死んでしまっているのか!と。
序盤のラノベ的展開から、シリアスさをひとつまみし、映画自体が引き締まったように感じました。
③水々しい作画
ストーリーも作画も水々しくてですねぇ、映画館だけは10歳若返ることができましたよ!日本のアニメ作画は本当に繊細ですよね。
季節感や場所、匂い、音を体験させてくれるような気がします。
この時期に観に行くのはミーハーぽくて嫌だなぁとも思いましたが、結果的に観に行って良かったです。
とはいえ、ここからは引っかかったシーンを2つ
①就活に苦しむ瀧
あんなまっすぐな気持ちでたくさんの人を助けたのに、友達2人に先に内定を取られて、立ち遅れてしまっている。日本の就活はこんなもんっていうアンチテーゼなのでしょうか?
②あっさり上京していた飛騨の人々
三葉も親友のカップルも、普通に東京で暮らしとるし!糸守町無くなって、そのまま捨ててきたのかい!と少し悲しくなります。
僕だけかもしれませんが、田舎の女の子が上京してごく普通に垢抜けているとなんだかノスタルジーを感じてしまいます。(木綿のハンカチーフ症候群?)
街や神社を立て直す描写が欲しかったなぁっていうのは少しあります。
でも全体的にはとても面白かったです。もう一度見に行っても良いくらいです。
高校時代ってうらやましいなぁー(遠い目)
万馬券が当たった話
ありがとう!エリザベス女王!(ちょっと違う)
前回菊花賞では不発だったんですよね。
単勝でサトノダイヤモンドは当てていたんですが、ディーマジェスティーがダメだった。
その時みた予想結果が、AKBのこじはるが見事に3連単BOX買いで当てていたんですね!ウワァー!まじかー!と、今回はこじはる予想に基づいて3連単BOXを購入。
しかしそのこじはる予想が2番人気のミッキークイーン、前回の菊花賞と前々回の日本ダービーでG1を制していたルメール騎手騎乗馬、シングウィズジョイがカバーできていないことが判明!そこで買いたす。リストアップするのが面倒臭かったのもあり、3連複で購入、WINS京都では3連単以外は500円からしか購入できないんですよね。
そこで私は今回来た3-9-1の組み合わせを購入しておりました。
いやぁー!ルメール騎手!ありがとう!
単勝47倍くらいになっていたシングウィズジョイが2着に入り、私の3連複馬券は206倍にも化け、103400円を手にすることができました。でも単勝で500円賭けていればなぁー。(まぁ賭けなかったでしょう)
今後は3連単メインでかけてみようかなぁー。
来週も京都だし、競馬場に行きましょうかねぇ!
補完しあうダウンタウン
こんばんは! 随分と寒くなりましたねぇー。急な冷え込みは体感温度的により寒く感じます。 そんな日は家でお笑いのネット動画でも見ながら。。
さて、今日はお笑い芸人の中で私が一番好きな
ダウンタウンについて語りたいと思います。
80年代後半から始まった『夢で逢えたら』
00年代では『リンカーン』『笑ってはいけないシリーズ』
10年代では『ダウンタウンなう』『水曜日のダウンタウン』
と30年ほど第一線で活躍しています!
今更語り始めるのもなんだかなぁと思うのですが、ダウンタウンの一番の魅力は、お互いがお互いを補完しあっていることなんじゃないかと思ったのです。
『碇ゲンドウ』もびっくり!
さて、何を持ってそう思ったのかというと、
1.お互いの活躍分野
ダウンタウンはお互いの活躍する分野が実にはっきりしています。
浜田〜 ツッコミ 司会 演じる 歌う キレキャラだが天然 でも社交的で優しい 愛妻家だが浮気する。
松本〜 ボケ 言いたいことを言うポジション 脚本を書く 作詞する コメンテーター 気難しいけど優しい 派手な女性遍歴で晩婚だが結婚後浮気しない
ポジションが見事に分かれているんですね。
浜田は演じたり歌ったりしていますが、コメンテーターを気取って小難しいことを言うことを一切やっていません。
一方松本はコントの台本や、興行的には上手くいかなかったですが映画も撮ってクリエイティブ面を引き受け、コメンテーターも引き受けます。(小難しいことを言うわけではなく、松本人志と言うオリジナルなフィルターを通してコメントしている。)
プライベートでは一切話さないそうですが、彼らの阿吽の呼吸が伝わってきます。
2.フリートークの絶妙な掛け合い
やはりダウンタウンの最大の武器はこれでは無いでしょうか。1枚のはがきからどんどん話を膨らませて、観客や視聴者を大爆笑の渦に引き摺り込む。
ガキの使いでは近年は無くなってしまいましたが、また復活して欲しいですね。
この動画、割と最近のやつなんですが、松本が一番苦手なプライベートの話を、浜田がお客さんと松本の緩衝材となって聞き出しているのですが、(実は浜田が一番楽しそう)
慣れない話題で汗だくの松本に、浜田がタオルを手渡したりして、なんだか見ていて心地よいです。
そしてダウンタウンのフリートークのキーポイントだと思うのですが、浜田が松本がボケるときに上手く間を作りつつ、松本がノリノリでボケる為に『松本はどんな面白いことを言ってくれるんだろう』と言う雰囲気を会場に作り出していると思うのです。
そして松本はタメにタメて大声でボケをかます!そして爆笑しながらツッコむ浜田!見ている方も自然と引き込まれていますね。
上記で、プライベートでは話さないと言っていましたが、仕事場でいい仕事をする為にそうしてるんだとも思います。普段から仲良く話していたらこの瞬発力は生まれないでしょうね。
逆に松本は浜田が不倫でピンチになった時はここぞとばかりに突っ込んで、(実は視聴者がこれを禊と捉えていた可能性大)浜田が松本の父の葬式の1週間後にこっそり現れ、号泣していたことを明かすなど、浜田の好感度を下支えしています。
そんなダウンタウン。これからも長く活躍してくれそうです!
半沢直樹を見た人は現実では自分も悪を成敗しようとするのか
どうも。ご無沙汰しています。
3年前に流行したこのドラマ。
堺雅人さんの『倍返しだ!』は流行語にもなりましたよね!
当時見ていた人はこのドラマを見てスッキリして会社に行ったのではないでしょうか。
しかし私は思ったのです。それは
スッキリしたことによってストレス耐性が増す。その結果、現実にはびこる理不尽な上司や悪に怒らなくなるのではないかと。
昔から言われていましたよね。ハリウッド映画はソビエトを敵に見立てて制作されていて、政府への不満をそらす要素があったとか。
その一方で一定数ドラマや映画に憧れて海上保安庁に入ったとか、刑事になったとか。という人。
正義がスッキリさせてくれるドラマは若者の職業選択には大きな効果があるのかもしれませんが、現実にスレてしまった大人には清涼飲料水みたいな効果しかないのではないかと。
私は思います。主人公が勇敢に悪に立ち向かったけども、最終的に主人公は破れてしまい悪がハッピーエンドで終わる映画やドラマが出来たら、視聴者は怒りを抱えたまま、次の日仕事をして、昨日見たドラマと同じような理不尽な悪が出てきたら、
『貴様ぁ!昨日の主人公の仇ダァ〜!』
って行って昨日の主人公が出来なかった正義を守る行為を自分が代わりにするんじゃないかと。
正義が勝つドラマと悪が勝つドラマで、人々の行動はどのように変わるのか。
検証して見たら面白いと思います。